前撮りをしていると場所によっては
通りかかる人から「おめでとうございます!」とお声をかけられることがあります
「道ふさいじゃってごめんなさい!」な気持ちと同時にそんなめでたいシーンを撮らせてもらってることに自分自身も嬉しくなる瞬間です
「ありがとうございます!」と返す二人の表情もその瞬間に一番自然になる
それを僕は狙います
ハンター試験でゴンがヒソカのプレートを狙うくだりを思い出しながら
これだけカメラの性能も上がってくると
写真を単なる記録ではなく、表現として取り組むにはいよいよ「構図力」こそが大事なのだと思いますし
自分が一番勉強もして、撮るときに悩むのもそこなのですが
この二人はもうとにかく笑顔の炸裂で笑
構図の理屈なんて吹き飛ばしてきました
(まだ挙式前なのでお顔の写ったものはまた後日)
理屈を飛び越える被写体のパワーに甘んじず
技術を伸ばしていきたいです・・・
▼撮影の様子
アングルには大きく分けて
【ハイアングル・アイレベル・ローアングル】の3つがありますが
アイレベル以外の高さを使うことで
普段の目線とは少し違う=何か気になる という効果を写真にもたらします
また、被写体(=主題)をいかに引き立たせるかがメインである撮影において
アングルを調整することで余計なものの映り込みを防ぐ、というのもあります
カメラマンがよく地面に這いつくばっているのは (よく、ではないか?笑)
そういった狙いがメインではありますが
急にこの体勢になると少し驚いて緊張がほぐれ、自然な表情が引き出せる、
というのもあるかなと僕は思っていて笑
フロアに入るときは極力全力でいくようにはしています
読んでいただきありがとうございました